2013年9月10日火曜日

自己肯定感5~障害や壁にぶつかった時は?~

いやはや、夏休みを楽しんだり、イベント続きだったり、
子ども達の病気対応に追われたりしているうちに秋になってきました。
えー、忘れた頃に連載の続きです(笑)

前回、「読者からのお便り募集中!」と書いたのですが、
残念ながら読者からのお便りは無かったので(笑)、
ずーっと前にマドレ事務局ちいさんから頂いていた質問にお答えしようと思います!
(ちいさん、お待たせー!(^^)覚えてるかな!?)

質問
「大きな障害や壁にぶつかった時はどうやって乗り越えますか?」

”大きな障害や壁”と聞いた時、すぐに思い出すのは、5年前かなー・・
仕事で大きな失敗をして、会社に迷惑をかけた時のこと。
大抵のことではあまり落ち込まない私ですが、さすがに深く反省し、
1週間くらい落ち込んでいました。
なにしろ、自分でもびっくりするくらい初歩的なそして致命的なミスで、
一体どうしてそんな事しちゃったんだろう・・と、自分が信用できなくなったからです。

「自分で自分の事が信用できなくなる」
逆に言うと、当時の私は、今よりもっと自分を過信していたという事だと思います。
若気の至りだと思いますが(笑)、自分に自信があったし、
できると思っていた(何がだ、という感じですが・・)。
もっと自分を良くしたい、成長していける、
こんなもんじゃない、と思っていました。

でも、この失敗で(そしてこの時期、いろんな失敗が続いた気が・・)
鼻がへし折られたというか、
あー・・・・自分って、こんなもんかー、こういう悪いところがあるな、と、
いい意味で肩の力が抜けた気がします。

そう考えると、自己肯定感が高い=自分に自信がある、という事ではないんですよね。
むしろ、自分はこんなもんだよねー、と認めているのかな。

大体こういうミスをするから、人にお願いして確認してもらおう、とか
忘れ物が多いから、忘れちゃいけないものはバッグにあらかじめ入れておこう、とか
しっかりしてる人に渡しておこう、とか。

自分を成長させる事、変化させる事で何とかしよう!
もっともっと頑張らないと!と思うことではなく、
障害や壁にぶつかった原因は何なのか、それを客観的に見て、
自分という人間を観察し、人や物に頼り、対策を考える。

障害や壁にぶつかった時は、当然落ち込むわけですが、
それはそれとして、ちょっと一息ついたら、
さてさてこの対策は・・・と考えるようにすると、気持ちも浮上してくる気がしています。

そして、今でもよく覚えているのですが、5年前に1週間の落ち込みから回復した時のこと。

毎日、トボトボと下を向いて歩いていたのですが、
あんまり夜空が眩しいので、ふと上を見上げると、その日は満月。
とても綺麗な月を見て、
「あー・・・美味しそうな月。ホットケーキ食べたい・・・」
と思い、そんな事を思った自分になんだか笑ってしまい、あ!!回復した!と。

障害や壁にぶつかった時には、空を見上げたり、緑や花を見たり、
そこにある自然に意識を向けるといいです。
「綺麗だなー」とか「いい匂いだなー」とか
勝手に湧き出てくる気持ちが、”障害”や”壁”や”落ち込み”に集中するのを
防いでくれる、そんな気がします。

↓そんなわけで、自然の写真!秋の始まりの美しい空、夕方です。
(なんか写真でかいけど・・どうやって小さくするんだろーう)


さてさて、地味にまだまだ続いていきます!
次回は第六回、子どもの自己肯定感、について。