2013年6月30日日曜日

産前産後に大切なことは、みんなマドレボニータから教わった

マドレボニータのことを書きたい、というのも、ブログを始めた一つの動機なのですが、
なかなか書けずにいました。
”内輪向けじゃない文章で、分かりやすく簡潔に言い表す”というのが、これほど難しいとは・・。

自分が大切にしているもの・人・事を、丁寧に分かりやすく説明する。
そこに自分の想いも込める。
それが表現で、表現し続ける事が生きている証だと思うので、
難しいのは当たり前、そこに取り組んでいきたいです。

さて、本日のタイトル。
”産前産後に大切なことは、みんなマドレボニータから教わった”
これは、2回の妊娠・出産・産後を通して、つくづく感じていることです。

NPO法人マドレボニータとは。

”マドレボニータ”とは、スペイン語で「美しい母」という意味です。
「美しい母がふえれば、世界はもっとよくなる」をキャッチフレーズに、
「子育ての導入期」という最も不安定な時期にある女性の心と身体の健康をサポートしています。
(NPO法人マドレボニータ websiteより抜粋)

具体的には、
産後のボディケア&フィットネス教室で、バランスボールを使った
有酸素運動、シェアリング、セルフケアの3本立てのプログラムを開催したり、

そのプログラムを開催するインストラクター(産後セルフケアインストラクター)
養成したり、

NECワーキングマザーサロン
(「母となった私たちの、「はたらく」を語ろう」をテーマにしたワークショップ)
を開催したり、

産後の調査・研究・考察をし、それを白書機関誌「マドレジャーナル」にまとめたりしています。

その活動に共感し、応援したい、参画したいという人は、会員になれるので、
私も正会員として参画しています。
キタカン☆ボニータという、北関東までマドレボニータを広めちゃおうー、という
会員同士のコミュニティも作って、いろいろ活動しています。

では、私をそこまで駆り立てるものは何なのか。
私がマドレボニータから教わった、”産前産後に大切なこと”とは。

ずっと、それを一言で説明するには・・と考えていたのですが、
この前届いた「マドレジャーナル26号」”産後ヘルスケアのプログラムを学ぶ第22回”
の中にあったフレーズに、これだ!と膝を打ちました。

「からだを使って考え、体感を伴った言葉を紡ぐ」

この一言に尽きるな、と。

え?簡単じゃん、やってるよ!
って人は、意外と少ないのではないでしょうか。

大人になると、身体と心が繋がっているという事を忘れ、
気合いだけで何とかしてみようとしたり、
精神論だけで人を動かそうとしたり。
はたまた、自分の考えや想いを伝える努力を怠り、
「とにかくやってみろ!」と言われて動いているうちに、
いつのまにか、体は動くけど、”誰かの受け売り”ばかり口にしていたり。

特に、初めての出来事に対して、自分で体感するよりも先に
あふれる情報が正しいものであるかのように感じてしまう。
産後は、まさにそうで。
簡単に自分を見失ってしまい、あたかもそれが正しい事かのように語られてしまう。

そんな中出会ったマドレボニータのプログラムに、
本当に助けられました。
大げさでなく、”自分を取り戻した”と感じました。

大切なことはいつだって、シンプルなんだな。

そのマドレボニータの創始者、吉岡マコさんが書いていた事。
マドレジャーナル26号にも載っていて、ぶんぶん頷いた文章なので、
何度も読み返すために、ここにも転載します。
(以下、引用)
今までの自分に母親というペルソナが加わることは、
その人のアイデンティティを想像以上に揺さぶります。

そんな時に必要なのは、癒しではなく、文字通りの体力(筋力&持久力)と
自分の言葉を取り戻す作業です。

今は子育てに専念とか、子育てに疲れたママさんとか、
子育てに悩む新米ママとか、子どもを預ける罪悪感とか、
あまりに陳腐で手垢にまみれたフレーズが世に蔓延していますが、
それらが繰り返しインプットされると、それが自分の思いであるかのように錯覚してしまう。

でも、人の人生とは、そんな陳腐な言葉でまとめてしまえるような単純なものではなく、
もっと一人一人がユニークで代替不可能な存在であり、
それが母になったら一気に平坦なものにされてしまう風潮に
マドレボニータは全力で抵抗して、
月齢の浅い赤ちゃんと一緒でも結構な運動強度な有酸素運動をしたり、
筋トレしたり、言葉を紡いだりする機会をつくっています。

そこで出会う人たちの面白さといったら・・・。
この世は本当に豊かなところだということを小さな赤ちゃんにも
感じてもらえるような気がして、嬉しくなります。
(出典:「マドレジャーナル」26号 p14)

何度読んでも、大好きな文章!

そして、”まずは体力!コミュニケーションにも体力がいる!”という
マドレで叩き込まれた事は、頭でっかちになりがちな時、
そうそう、と思いだし、体を動かすきっかけになっています。

更に、踊れる体にまでバージョンアップ!
・・・するのには、固すぎる体ですが・・(汗)
千里の道も一歩から、少しずつでも体を意識した時間、増やしていきたいです!


2013年6月10日月曜日

3歳児との穏やかな時間

想次入院中の週末。
昼間は、夫と付き添いを交代、2日連続で、理久と過ごして感じたこと。

穏やかな時間が増えたなぁ!
できる事も増えてる!
あと2ヶ月で4歳。
子育て第二ステージに入ってきたのかな、と。

一日目は、保育園の友達家族と、近所の森や公園へ。ストライダーでツーリング!

途中、喧嘩して大泣きして、セブンイレブン内をなぜかハイハイで這いずり回る(笑)
という、ハイ、きたー!みたいなのもあったけど、
楽しく遊んで、別れを惜しみ、

 「お父さんがお迎え来るまで、うちで遊んでく?」のお誘いに、
「うん!!」と大喜び!
「お母さん、また病院に泊まるから、今日はここでバイバイだよ。大丈夫?」
と聞いたら、二つ返事で「うん!大丈夫!」
2時間くらい、泣くこともなく、楽しく遊んでたとのこと。

親が、ちゃんと迎えに来てくれる、今夜会えなくても、また会えるって分かってれば、
大丈夫なんだなー。
いつの間に!と、嬉しい驚き。

二日目は、家で用事を済ませてから、図書館と買い物へ。

私がいろいろやっている間、ずっと車遊び。あまりに真剣だったので、思わず激写!


ハンガーの中にミニカーがぴったり!創意工夫(^o^)

図書館では、車コーナーの後、せなけいこ本を物色。


2人でソフトクリームを食べて


スーパーで買い物。
茶色と白のツートンカラーの床で、茶色の部分だけを踏んで移動する、
というマイルールを決めたらしく、ジャンプしたり斜めに歩いたり、
やたら時間がかかったものの。。

なんだか、穏やかな時間だったな。
親の意識が、自分にしっかり向いている安心感があるからなのかな?

時々、こうして一対一でじっくり過ごして、その変化を見守っていきたいな、と思った週末でした。

☆おまけ☆
想次、入院5日目。
薬を入れてた点滴の針を暴れて外した後の笑顔。
も、もう退院でいいんじゃないかと!

2013年6月7日金曜日

渦中にいると

久々のブログ!

最近、日々の振り返りの大切さをしみじみ感じているので、もっと手軽にブログを活用しよう!と改めて。

なんとなく、ブログって、机とイスで、PCからって思い込みがあったけど、せっかくアプリもあるので、隙間時間に書いていこうと思う。

想次、また入院(>_<)
中耳炎をこじらせて、肺炎に。。
あれ、咳が出てきたな、鼻水が出てきたな、となってから、あっという間に悪化。
でも、前回よりはずっと元気!ご飯も食べるしね。

仕事復帰後なので、夫や両親と付き添いを交代しあい、どうシフトを組むか、
理久のケアはどうするかなど、即座に夫とLINEでやりとり。
夫から、当たり前のように、交代で面倒見よう。どんな順番にする?って聞かれて、嬉しかったな。
当たり前だけど、当たり前にはできないよね、って思うので。

傍から見ると大変そうな事も、渦中にいると
「どうこの局面を乗り切るか」
に思考が一点集中するので、意外と冷静かつ柔軟なもんで、
“そうなっちゃったらどうしよう”とビクビクしながら想像している時が、
一番しんどい気がする。

おまけ

病院の7階のレストランが美味しくて、緑も見えるので息抜きに最高!
ケーキセットとか優雅に食べちゃったりして(笑)
心配で食事が喉を通らない、という事は全く無く、
むしろ、そんな時こそ食べるぞっ!という気迫、我ながら頼もしい(笑)