2015年1月4日日曜日

少女漫画の呪縛とパートナーシップ①

明けましておめでとうございます。
今年も細々と、このブログを綴っていきたいと思います。
その時々の発見や感動、感情を残していきたいなーと。
ほんとすぐに忘れちゃうもんで・・。

さてさて、以前から一部の人には予告していた内容、
2014年にえっそうなの!!と思った事を書いておきたいと思います。

話は私が小学校3年生だった頃に遡ります。
当時、1980年代は少女漫画全盛期といっても過言では無いくらい、
少女漫画バカ売れ時代でした。
特に一世を風靡していたのは「りぼん」
250万乙女のバイブルと言われており、私もその一人。
いつも「250万人も買う人がいるなら売り切れちゃうかも!」
と、小遣いを握りしめて発売日には本屋に走っていました。
「星の瞳のシルエット」「ときめきトゥナイト」「ちびまる子ちゃん」
「お父さんは心配症」「ハンサムな彼女」
今こうしてタイトルを書き連ねるだけでも胸が熱くなり、りぼんの思い出だけで
何時間も語れるのですが、それは置いておくとして。

「りぼん」から始まり、友達とコミックスを貸し借りしたり、
いろんな少女漫画を浴びるように読んでいた少女時代~高校時代。
(今でも大好きでよく読みますけどねー。最近は「KISS」の発売日25日が
大きな楽しみの一つです。)

そんな少女漫画の王道パターンは、
・バッタリ運命の人に出会う
(図書館で同じ本をふと手にとって「あ・・!」というのに一番憧れていた)

告白される、またはする
それまでに悶々と悩んだりちょっとしたトラブルがあったりする

両想いに・・・!
ちょっと喧嘩したり事件があったりしても、
「でも、好き・・!」って事をお互いに確認しあい、それでまた幸せに

ってやつだと思うんです。

この刷り込みに!
35歳になっても、まだとらわれ続けていたんだ・・!
という事に気付いた2014年でした。
割と本気で、
「好き!」って言ったら解決できると思ってた・・・・。
夫に新年早々そう話したら、
「問題解決になってないじゃん」とあっさり。
いや、そうだよね。
そうなんだけど、他の場面で考えると全くもってその通りなんだけど、
”好きって言ったら全部解決!”みたいな事が、
両想いの男女の聖域としてある、と私は思っていたのかもしれない・・。

散々マドレで「パートナーシップ」について語り、
健全なパートナーシップとはどういうものか、
その重要性について、そしてそれは茨の道だけどあきらめない事が唯一の解決策だ、
という事を幾度となく聞いていたのですが。
自分で言葉にもしていたつもりだったのですが、
いやーーー頭で理解していても、
私の中の少女漫画脳が分かってなかったし、体現できていなかったなー、と。
別に悪い事じゃない。
でも、少女漫画脳のままでは、健全な、対等なパートナーシップを築くのに、
自分が苦しくなってしまう。
少女漫画脳からのアプローチと、
パートナーシップを築くアプローチは、全く正反対な物だと思うので。

最近、「母の友」の連載、「2月の母たちへ」の一節
”呪縛というのは、自分がそこから解き放たれて初めて気づくものである。
呪縛されている間は、自分が呪縛されていることには気づかない。
他の選択肢があり得るということを知らない限り、そのやり方を疑ってみることはない”
というのを読み、
まさに!!と膝を打ちました。  

そんなわけで、呪縛がほんの少し解けた今、
改めてその呪縛とパートナーシップについて考え、
言葉にしていきたいと思います。

ご興味ある方、お付き合いくださいませー。

次回は、「小田和正の歌詞に答えを探そうとした35の秋」です。
お楽しみに!

*写真は、本文と全く関係ありませんが2015年初日の出です
 

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