2015年8月20日木曜日

産後6年と3年、どんどん「自分」に戻っていく

18日で長男が6歳。私は産後6年。
先日、次男が3歳になったので、
産後3年でもあります。
産後6年、3年の毎日は、
まさに“今を生きる”という感じで、
その都度目の前の事にバタバタと取り組むうちにあっという間に時間が過ぎて、ちょっと前の事とかをあまり思い出せなくなってくる。

今の気持ちは今だけのもので、今大切にしないと無くなってしまうもの。
だから私は、チラシの裏にとりあえずシャラシャラッと書く気持ちでSNSに“今”を書き残しておく。ノートに丁寧に書く気持ちでblogに書き残しておく。
手帳にあれこれ書くのにも憧れているんだけど、これはまだあんまりできてないなー・・)

でもこれらは、あくまで私がある程度客観的に(多少かっこつけて)書いているもので、今の自分の姿を本当に映し出してくれるのは、動画ですねー。動画は嘘つかない(笑)
先日、長男が2歳くらいになるまで使っていた前のiphoneの写真を整理しようと動画も一緒に見ていたら、私も夫もすんごい猫撫で声で「きゃー!すごいすごい、りきゅうちゃんすごいでちゅよー!」「がんばってまちゅね!」とか長男に向かって話してて、それはもうびっくりしました・・。
えーっと、こんなだったっけ、私達?
2人とも子ども好きとかじゃないし、もっと淡々としていたと思ってたんだけど・・
と驚きつつも、あーーー、頑張ってたんだなぁーーーー、としみじみしてしまいました。

まだ“親”になりたてで、慣れないながらも一生懸命だったあの頃。
「親養成ギプス」をはめているような日々だった。
自分史上最高に高い声で、自分から出てきた小さな人とどう過ごしていけば良いのか、
毎日手探りだった。夫もそうだったと思う。

あれから6年。
声は徐々に低くなり、元の地声に戻りました。(次男の赤ちゃん時代の動画では、既に猫撫で声ではなかった
別に母親だからって声高くなきゃいけないってことないしね。
「親養成ギプス」は形を変えて存在するんだけど、着脱が容易になってきた感じ。
脱いでる時間が長くなると、また着る必要性が出てくるという面白いものです、このギプス。

どんどん「自分」に戻っていく。

子育てする日々は、自分の小ささに向き合わざるを得ない日々でもあり、
かといって「大きい自分になりたいのか?」と聞かれると、そうでもない気もする。
小さいままでいたいわけじゃない、でも、小さい自分を否定する必要もないと思っている。

そんな今の私に、この絵本の一節がとても胸に響きました。

「たいせつなこと」マーガレット・ワイズ・ブラウン作、レナード・ワイスガード絵、うちだややこ訳。
(以下、引用)
あなたは あなた
あかちゃんだった あなたは
からだと こころを ふくらませ
ちいさな いちにんまえに なりました

そして さらに
あらゆることを あじわって
おおきな おとこのひとや おんなのひとに 
なるのでしょう

でも あなたにとって たいせつなのは
あなたがあなたであること

(以上、引用)

原文の動画もぐっときました。


わたしがわたしであるって、どういう事かな。
きっとその時々で違うよね。
わたしがわたしであることも、
あなたがあなたであることも、
大切にできますように。

【おまけ】
カメラを向けるとまず変顔!
今後、笑顔の写真とかはなかなか取れなさそう・・な男子達です。



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