2013年4月18日木曜日

今のその気持ちを、味わう

生まれて初めての(出産以外での)入院生活。(付き添い)
思えばたった1週間だったわけですが、本当に長く感じられました。
久しぶりに自分の限界を超えて、テンパったりあたふたしたり。
おろおろしたりイライラしたり。

夫が家の事をやって理久を保育園に送り、
夕方親に病院に来てもらって私が自転車をかっ飛ばして
理久を保育園に迎えに行き、
少し一緒に時間を過ごして、夜ご飯をかきこんだり、
タッパーに詰めたりしてから病院へ戻り、親とバトンタッチ。

友人が手作りご飯を持ってきてくれたり、話を聞いてくれたり、
保育園で先生や母友が「大丈夫ー?お大事にね!
何かできる事あったら言ってねー」って言ってくれたり、
SNSでのコメントに励まされたり、
狭い病室でも体を動かしたり(TV体操やあめんぼ腹筋など)して、
何とか・・・1週間、乗り切れたな、と。
(狭い病室に病児とずーっと2人きり、というのは、
そういった逃げ場を作っておかないと、すぐに気が狂ってしまう、と思う。)

で、そんな風に大騒ぎして1週間過ぎ、ようやく明日退院!
ってなった時のこと。
ふと、周りを見渡してみると、もっと長く入院している子がいる。
違う病棟にも、たくさんいるだろう。

【もっと大変な人もいくらでもいるのに、
たった1週間の入院で大騒ぎするなんて、情けない事かなぁ・・・】
と思いかけて、

ん??なんだそれ??

と、自分で思った事に違和感を感じたのです。

大騒ぎしていいじゃないか。
大変さを人と比べて、もっと大変な人がいるからって、
自分の今の気持ちをないがしろにしていいわけないよね、と。

こういうワナってけっこうあって、
「今世界で戦争している人に比べたら幸せなんだから、生きている事に感謝しなさい」とか
「アフリカには、満足に食べられない子がたくさんいるんだから、食べられる事に
感謝して、残さず何でも食べなさい」とか。

そういった【いわゆる不幸な状況】の中にも日常があり、
泣いたり笑ったり怒ったりしている。
幸せか不幸かなんて、他人や状況が決める事じゃないし、
比べる事で自分の今の気持ちを味わうことをしないなんて、
人生に対する冒涜なんじゃないか、とすら思いました。

今のこの気持ちを味わおう。
大騒ぎしよう。
言葉を紡ごう。
そんな風に改めて思ったのでした。


【オマケ】
1週間、ゆっくりお喋りもできなかった理久(3歳8か月)と
久しぶりに一緒に過ごした月曜日。
たくさん話そう、どんな話をしよう?など、楽しみにしていたのですが、
理久「お母ちゃんのおち〇んち〇取っちゃえー!そして女の子にしちゃえー!」
私「いや、お母ちゃんはもともと女の子だし、おち〇んち〇無いよ。」
理久「あるってばー!」
私「ないってばー!」
という会話x30リピート・・・
3歳男子って・・・・(^^;






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